職務質問から最速で解放される方法

警察官は警察学校にいる頃から職務質問のロールプレイングを繰り返しており、任意であることを理由に職務質問を拒否してくる相手を想定した訓練を積んでいるため、職務質問そのものを拒否することは非常に困難と言えます。

職務質問をスマートにかわして最速で解放されるには「職務質問そのものには応じるが、教える情報は最小限にとどめること」が最善です。

質問に応じるからといって、何もかも洗いざらい情報を教える必要は無く、例えば「今からどこに行くのか？」と職務質問を受けたのであれば、「買い物に向かう途中です」といったように簡潔に答えるだけで十分です。

「買い物に向かう途中」という状況に何ら不審点がなければ、どの店に、何を買いに行くのかといった情報まで教える必要はありません。

警察に100％の情報を渡すのではなく、疑念を払拭できる最低限の情報さえ与えれば、職務質問を継続する意味はなくなります。

しかし、それでも「もう少しお話を聞かせてください」と引き止められたら、その時はじめて「任意ですよね？もう十分協力したので行かせてもらいます」という断り文句が通用します。

また、家族の急病で帰宅を急いでいる、友人の車が溝でスタックして助けを求められたなど、いま警察官を相手にしている時間がない事情を伝えて不審点がなければ、通常はすぐに解放されます。

それでもなお職務質問から解放してもらえない場合は、その場から弁護士に電話をかけて状況を説明し、その場に駆けつけてもらうか、電話で警察官に事情を説明してもらいましょう。


参考URL
https://www.bengo4.com/c_1009/n_14937/