今すぐできる!コロナウィルス対策

日本で猛威を振るう新型コロナウィルス感染症。感染から身を守り、混乱に巻き込まれないためには、衛生面・行動面・情報面のそれぞれで自衛策を講じる必要があります。


そこで今回は、コロナウィルス対策として有効な今すぐ出来る自己防衛策をご紹介します。



・衛生面
まず、コロナウィルス対策として最初に行うべきことは、身の回りの清潔を保ち、日頃の健康管理を徹底させることです。


最も有効なコロナウィルス対策である「手洗い」と「うがい」は、いつも以上に徹底して行いましょう。たったこれだけでも、コロナウィルスに感染するリスクを大幅に下げることが出来ます。


また、手洗いやうがいと共にしなければならないことは、「十分な睡眠」と「栄養」を取ることです。


睡眠時間と栄養が不足すると、体の免疫力が低下してウィルスに感染しやすくなります。そのため、感染を予防するためには手洗いやうがいの徹底と共に、十分な睡眠や栄養バランスの良い食事を心掛けることが重要となります。


この他、「適度な湿度を保つこと」も感染予防として有効です。空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、様々な細菌やウィルスに感染しやすくなります。そのため、乾燥しやすい室内などでは、加湿器などを使って適切な湿度を保つことが重要です。50~60%程度の湿度を常に保つよう心掛けてください。



・行動面
衛生管理の徹底と共に重要となるのが、生活の中で感染を極力回避するための行動です。


すでに行政からも通達が出ているように、不要不急の外出や人混みのある場所での滞在は可能な限り避けてください。


もし、人の多い場所へ行かなければならない場合は、出来る限りマスクを着用し、除菌アルコールで手を消毒すると良いでしょう。マスクはウィルスを遮断出来ないため、感染予防としての効果はほとんどありません。しかし、咳やくしゃみが他人にかかってしまうことは防げるため、飛沫感染を防止するエチケットとして、マスクは有効となります。


また、現段階で少しでも体調がすぐれない場合は、無理に外出せず、自宅で静養してください。


コロナウィルス感染症以外の病気や、身体的疲労、精神的ストレスなどによって体調が悪い時は、免疫力も低下しています。そのため、無理して外出してしまうと、体調不良にコロナウィルスの感染が重なり、症状が重篤化するおそれがあります。そうしたリスクを避けるためにも、健康状態に少しでも不安がある時は、まず自宅で療養し、症状を初期段階で抑制すると共に、体調の回復に努めてください。



・情報面
最後に、情報面で気をつけておかなければならないことがあります。


現在、国や各自治体はコロナウィルス対策に関する様々な情報を発信しています。しかし一方、SNSなどでは、「熱いお湯がコロナに効くらしい」という科学的根拠に乏しい迷信や、「政府の流す情報は嘘なので信用するな」という不当なネガティブキャンペーン、果ては「現政権はコロナウィルス対策にやる気がなく、人口削減のために国民を見殺しにしようとしている」という政治学的論理の破綻した根拠の無い陰謀論など、様々なデマが流布されています。



こうしたデマに騙され、我々国民の間で大規模な混乱が起こると、その解決のために行政がさらに余計な仕事を抱えることで、本来政治家や官僚が最優先して行うべき具体的なコロナウィルス対策の進行が遅れる原因となります。


混乱のリスクを回避するためにも、コロナウィルス対策に関する情報は行政が公表するものを参考としましょう。


現在、行政が発信している情報は、以下のように各機関や自治体ごとに公表されています。

新型コロナウイルス感染症対策について | 首相官邸ホームページ

新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省

・その他各自治体のホームページなど


また、緊急事態宣言のように、国や他の自治体でも今後何かしらの要請があるかもしれません。日本がコロナウィルスに早く打ち勝つためには、行政の力だけでなく、我々国民一人ひとりの協力が必要です。政治家や官僚に任せて批判ばかりしていても何も解決しません。もし国や自治体から要請があれば、出来る限り協力し、我々国民が早く元の暮らしに戻れるよう全力を尽くしましょう。


中には致し方無い事情があって、国や自治体の要請に応えることが難しい方々も多いと思います。しかし、それでも上記のような自衛策を徹底することで、感染のリスクは大幅に減らすことが出来、これ以上のコロナウィルスの流行を止める一助となることが出来ます。


まずは1つからでも良いので、是非自分の命を守るためにも、自分で出来るコロナウィルス対策に取り組んでみてはいかがでしょうか?

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